*藍を種から育てる観察日記をこちらのページで随時更新しています。

祖父母が昔育てていた藍。
夏休みの自由研究に祖父母に習いながら育てた藍から生葉染めをしたのですね。

あのとき眼にした藍の透き通るようなお色が忘れられなくて、あれから数十年振りに藍を種から育て始めました。

いつか育てた綿から糸を紡ぎ、糸を藍のお色に染めて、糸を織り重ねて布を織れる日がくると良いなぁ。
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⚫︎4月18日 前日にふかふか腐葉土を入れて耕して、種を直蒔きしました。ぱらぱらと種蒔きをして薄く土で覆って籾殻を覆いました。

*メモ:祖母から教えてもらったのですが、籾殻を上からまくと土の乾燥や霜よけになって芽が出やすくて、肥料にもなるそうな。

⚫︎4月26日 可愛い双葉の芽が出てきました。もう少し大きくなったら、植え替えです。
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⚫︎5月12日 双葉から新しい芽が出て来ました。
種蒔きして2〜3日はお水をあげていましたが、その後は雨の恵みに頼りっぱなし。ここ2〜3日の雨とお天道様の力でぐぅ〜と成長しました。
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⚫︎5月24日 葉っぱが5〜6枚になって大きくなってきたので植え替えしました。
植え替えてからなんだか元気がない様子で心配。植え替えるとき根を傷つけちゃったのかな。ごめんね。来年は植え替えしなくても良い方法を考えなくては。
おばあちゃんの『藍は強いから大丈夫』の言葉を信じて、新しいところでも元気に育ってくれることを願うばかりです。
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⚫︎5月25日 前日の夕暮れ時の強風にも負けず昨日よりも葉っぱもしゃんとしてる様子。よく頑張って育ってくれてひと安心です。

●7月15日 こんなに大きく育ちました。すかっと晴れの日に生葉染めしたいなぁ。
晴れの日が続くようになったら、刈り採って乾燥させて色々な藍のお色を楽しもうと想います。
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●8月20日 藍の刈り採り。今の時期に刈り採ってもまたぐんぐん成長してもう一度生葉染めが出来るそうな。それにしても藍が大好きアブラ虫発生で葉っぱが穴だらけ。出来たらお薬使いたくないし、どうしたら良いのか分からなくて葉っぱとにらめっこしてたら『てんとう虫を連れてくると良いよ』っておばあちゃんが畑の知恵を授けてくれました。てんとう虫を見つけたら藍の葉っぱの上に来てもらおうと想います。
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生葉染めの様子はこちらへ。
http://arati.blog.jp/archives/1059954034.html

●9月18日 とっても小さな小さな紅い藍のお花が沢山咲き始めました。藍のお花、こんなにも愛らしいお姿だったのね。